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ペルソン懇親会(2013年10月)
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杉村太蔵氏講演同行「バカは活きる」爆笑!プライドを捨てた男の人生訓
弊社サイト情報【スポーツ教室のご紹介】
古賀稔彦氏講演同行 「夢、目標にチャレンジ、挑戦する事の大切さ」
「新年のご挨拶と新サイトのご紹介」
上原浩治氏講演同行「プロフェッショナルという生き方」
上田比呂志氏講演同行「お客様満足度を高める為に必要なこと」
有森裕子氏講演同行「よろこびを力に・・・」
野村忠宏氏講演同行「折れない心」
ペルソン前年度納会&新年度決起会
小泉武夫氏講演同行『世界無形文化遺産「和食」と日本の食文化の世界への発信」』
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東進ハイスクール現代文講師 林修氏講演同行 「『伝わる』言葉と『伝える』言葉」
加賀屋克美氏講演同行『日米のディズニーで教わった販売と感動のサービス』
脚本家 福田靖さん講演同行「継続の先にあった大ヒットドラマ『HERO』」
「HERO」、「海猿」、「ガリレオ」、「龍馬伝」、「DOCTORS?最強の名医」等、
数々のヒットドラマの手掛けられた脚本家と聞いたら、どんな人を想像しますか?
いわゆる"売れっ子"なので気難しい人だと想像する人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には福田さんは物腰が低く、講演では
「私は、工藤官九郎さんや三谷幸喜さんのような才能はありません。普通の人です。」
と胸を張って(!)仰います。
なぜ"普通の人"が数々のヒットドラマを書けるのでしょうか?
福田さんは、『普通の人だからこそ、普通の人の心に突き刺さるエピソードが書けるから』、
といいます。
福田さんは山口県の田舎で生まれ育ち、東京で入った大学では勉強についていけず中退。
自ら劇団でもまともな生活ができず、現在の職業である脚本家になってからも
6年半はずっと誰かのピンチヒッターで、しかも仕事も単発のものだったそうです。
それがいきなり13年前の「HERO」で大ブレイク!
その後はさまざまなヒット作品を書き続けていらっしゃいます。
例えればマイナーリーグのピッチャーが、
いきなりメジャーリーグで投げてそのままエースになるような話です。
このようなドラマはたまたま福田さんにだけ訪れた幸運だった
と片づけてしまえばそうなのかもしれませんが、
福田さんのお話を聴くと必然であったのではないかと感じます。
ドラマの脚本家として、長年の辛抱があったからこそ今がある。
自分が「続けていれば、いつか売れるだろう」と信じ続け、
書き続けたから今がある、と思える講演です。
福田さんの人間性も含め
『福田さんがあれだけ頑張っているのなら、よし、今から私も頑張ろう。継続は力なりだ。』
と思える内容です。
もちろん、ドラマ制作の裏側や講演でしか聞けない俳優のお話などもあるので
ご満足いただけること間違いなしです。
労働組合や、創立記念、キックオフミーティングのような特別な会には大変お勧めです。
松木安太郎さん講演同行「人生というゲームの中でーモチベーションコントロールの在り方ー」
先日、大手金融会社の労働組合様主催で組合員のみなさま約60名向けに
松木安太郎さんにご講演をいただきました。
「今回のブラジルW杯はいかがでしたか!?」
皆さんもご存知!エネルギッシュな松木節でご講演はスタートしました。
物事を始める時、最初にすべきことは目標設定だと松木さんはおっしゃいます。
ただし、今回W杯で日本が活躍できなかった最大の要因は
「優勝」という高すぎる目標を設定してしまったことにあるそうです。
もちろん高い目標を持つことは悪いことではないですが、
その分、アクシデントが起こった際に心が折れやすくなってしまうというリスクが発生します。
日本は初戦で連続失点をし、逆転負けをしたときに、
「あれ...?優勝を目標にしていたはずなのに...こんなはずじゃ...」
というという感覚に取りつかれてしまった。
「いや?!今思い出しても悔しいよ!!」松木さんの叫びに会場も大きく頷きます。
モチベーションには大きく分けて
「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」があるそうです。
外発的モチベーションとは、「試合に勝つこと、大会で優勝すること」のように
「報酬」を得ることが目的のやる気のことをいい、
「内発的モチベーション」とは「サッカーを楽しみたい、上手くなりたい」
と思うことがきっかけで起こる好奇心によるやる気のことをいいます。
そしてこの2つのバランスが、上手く取れているチームこそが
理想のチームであると松木さんはおっしゃいます。
つまり今回の日本チームはこの外発的なモチベーションばかりが先行してしまったのです。
監督として必要なことは、「何が理由でサッカーをしているのか、このチームにいるのか、
選手それぞれの動機・価値観をくすぐること」だそうです。
2種類のモチベーションをバランスよく高めてあげることにより、
それぞれが組織での役割を見出し、最大限の力を発揮することができるのです。
松木さんの熱いサッカー解説はよく「TVで見てる一般の人の感覚に近い」
と耳にすることがあるかもしれません。
ただそれはあえてその場で起こっていることの熱量を
そのままに皆さんに伝えたいという気持ちからだそうです。
それはご講演でも同様、最低限の資料と
あとはその場での聴講者とのコミュニケーションを大事に、
今この瞬間の熱量を非常に大切にされている印象でした。
ご講演の内容はもちろんですが、松木さんの発する言葉一つひとつに
何か目に見えないエネルギーが込められていて、
ただその場にいるだけで胸がグッと熱くなる、そんなご講演です。
松木安太郎さん講演情報
杉山愛さん講演同行 「全てを出し切る価値の大切さ」
杉山愛さんはダブルス世界ランクで1位に輝いたほか、
シングルス連続出場62回(グランドスラム)の世界記録を樹立するなど、
日本が誇る名テニスプレーヤーです。
今回は、17歳からプロとして海外でもご活躍された経験から、
常に大きな目標に挑み続けるためのモチベーション維持・向上に必要なこと、
世界を相手に挑み続けるための心構えや自己管理方法についてお話を頂きました。
海外では、最高のパフォーマンスをあげようとしても、
意図しないトラブルや文化の違いが障壁になることも多くあったようです。
しかし、そのマイナスの環境に引きずられることなく、
常に何事も前向きに捉える習慣が重要だったとお話されました。
更に、相手に敬意を払うことができなかったり、ポジティブな気持ちを持てないと、
自分にとってのチャンスにすら気づかず、良い結果を生み出すことができない
と実感されたそうです。
少しでも居心地の良い環境にするために、英語の勉強はもちろん、
積極的に海外の選手と交流して文化を理解することも、
日々心がけていたことだそうです。
しかし25歳の時、大好きだったテニスで初めて大スランプに陥ってしまいます。
勝つ気持ちもなく、テニスをする意味や打ち方すらも分からず、
ボールが飛んでくること自体が怖いという、
選手としては致命的な状況だったと振り返られます。
杉山さんはこの辛い状況を、お母様と一緒にゼロからスタートし、
これまでの習慣を変えることで乗り越えられました。
そして将来が不安になった時こそ、なぜ自分はテニスをしているのかと問いただし、
ビジョンメイキングをきちんと行うという必要性を学ばれました。
いつも自分自身にwhy(なぜ)を問いかけ、自分自身に大きな柱を持つことができれば、
困難に遭遇してもぶれずに対処ができるというメッセージは、
会場の皆さんにも印象強いもののようでした。
杉山さんの講演では、いつも質疑応答の希望者も絶えることなく、活気に溢れています。
ぜひ直接コミュニケーションをとれる貴重な時間を、
皆さんにも楽しんで頂きたいと思います。