先日、「なぜ、私はBMWを3日に1台売ることができたのか」という本の著書である
飯尾昭夫氏の講演を拝聴させていただきました。
日本一のセールスマンになるまでの過程をお話しいただいたのですが
そのお話の中でとても印象的だった言葉をご紹介します。
「お客様にとって、 "最後のセールスマン"でありたい」
飯尾氏が目指していたのは "日本一の営業マン"ではなく
目の前の1人1人のお客様にとっての"最後のセールスマン"だったそうです。
お客様にとって「これからは、彼に相談すれば大丈夫」だと、
そう思っていただけるのが飯尾氏の言う"最後のセールスマン"です。
そのために飯尾氏が実践されてきたことはとてもシンプルです。
感謝の気持ちを忘れない、店内を清潔にする、商品について勉強をする・・・など。
テクニックや目に見える値下げに頼るのではなく
基本的なことを決して手を抜かず"最後のセールスマン"を目指して
1つ1つ積み重ねていった結果としてついてきたものが
"日本一の営業マン"という肩書になったそうです。
カリスマ性がある人や、人前で雄弁に話せる人、ごく選ばれた人だけが
日本一の営業マンになれるわけではない、と飯尾氏はお話されます。
どんな人でも、最初にやらなくてはいけないのは基本的なことです。
真面目に目の前のお客様と向き合うこと、本当に大切なことは
とてもシンプルなことなのです。
「営業にテクニックはない。人と人とのことだから。大切なのは『気持ち』だけ」
自分は基本を忘れずに出来ているのか、と誰もが自身を見直すきっかけになれるお話です。
飯尾さん 貴重なお話を本当にありがとうございました。
飯尾昭夫氏講演情報
丸山智子
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