こんにちは、営業部第一グループの大川です。
先日お休みの日を利用して、JAXA(宇宙航空研究開発機構)筑波宇宙センターの
見学ツアーに参加をしてきました。
日本の宇宙開発を担うJAXAの中枢センターがこの「筑波宇宙センター」です。
宇宙飛行士の訓練、人工衛星の開発・運用が行われている他、宇宙ステーション「きぼう」の管制室もここに集約されています。
筑波宇宙センターに入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、巨大な「H-IIロケット」です。
このロケットは、ただのモニュメントではなく、燃料と打ち上げ施設さえあれば、実際に宇宙に飛び立つことができる本物ということで、最初から大興奮でした...!!
見学エリアでは人工衛星やロケットの模型展示などがされている他、全ての電子機器やカメラを預けた万全なセキュリティ状態で、宇宙飛行士の訓練施設やきぼうの管制塔も見学をさせてもらいました。
ちなみにこれは「閉鎖環境適応訓練設備」と呼ばれる施設の入り口とその模型です。
国際宇宙ステーションの居住空間や実験室と同じ大きさ・作りになっていて、この施設を使って宇宙飛行士の選抜試験などが行われています。
数人で1グループになり、1週間以上の共同生活を、この窓もない閉鎖空間で行います。食事や睡眠など日常生活を共にするほか、計算問題やタイピング、真っ白いジグソーパズルを解くなど、日中は出される課題をこなしていきます。その様子を監視エリアからずっと試験官がチェックをしています。
宇宙飛行士になるための条件の一つが協調性です。宇宙空間において狭いスペースで共同生活を送り、メンバーが協力して任務を遂行するために、いかに協調性を発揮できるかを見る試験になっています。
山崎直子さんのご講演も何度か拝聴していますが、こうした厳しい試験を勝ち抜いて、宇宙飛行士になられたのだなと改めて感動をしてしまいました。
講演依頼.comではJAXA名誉教授の中谷一郎さんにもご登録を頂いています。
是非講演を聞かれた上で、皆様もその肌で、
日本の航空宇宙技術の最先端を体験してみてはいかがでしょうか。
大川拓馬
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