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お天気キャスター・気象予報士大集合 -津波・天災を忘れないために-

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皆さんは「津波防災の日」をご存知でしょうか。 2011年3月の東日本大震災の津波被害をきっかけに 「津波対策の推進に関する法律」が制定され、 その中で11月5日が「津波防災の日」として定められました。 2015年には国連総会本会議でも同日を「世界津波の日」として制定。 津波の脅威や対策への関心が世界中で広がっています。 今回は、そんな津波防災のイベント 「お天気キャスター・気象予報士大集合 -津波・天災を忘れないために-」 (ウェザーマップ主催)に、おじゃましてきました。 写真?.jpg このイベントは「津波防災の日」が制定されてから毎年行われており、 今年で7回目の開催です。 今年の主な出演者は・・・ 写真?.jpg 左から、司会のテリー植田さん 森朗さん(お天気キャスター) 奥村政佳さん(気象予報士(RAG FAIR)) 森田正光さん(お天気キャスター) 荒木健太郎さん(雲研究者・気象庁気象研究所研究官) 眞家泉さん(気象予報士・ウェザーニュースキャスター) 饒村曜さん(元気象庁和歌山地方気象台長) 加藤順子さん(ライター、気象予報士) 津波防災のイベントといっても堅苦しいものではなく、 笑顔の多い、わきあいあいとした雰囲気です。 お天気にまつわる色々なテーマでトークが進められたのですが、 その中で、とても印象に残ったお話がありました。 「災害はいつどこで起こるか分からない。この場所にも可能性はある。」 ある地域で、荒木さんが講演された時の言葉です。 そして、このある地域とは、 2015年9月、豪雨による鬼怒川の決壊で被害を受けた地域でした。 災害が起こる半年前、荒木さんの講演会が行われ、 被災者の中には、その講演会に参加されていた方もいらっしゃったそうです。 以前に講演を聞いていても災害から逃れられなかったという現実。 「まさかこんなことが起こるなんて思わなかった...」と、 被災された方は一様にこの言葉を口にするそうです。 このような経験から、 的確な予報や解説、正しい知識、それらはとても大切なことですが、 それだけでは本当の意味での防災にはならないのだと、 皆さんに意識してもらい、能動的に動いてもらえるような 楽しめる仕組みづくりが本当に必要な防災対策だと、お話を続けられました。 このお話をきいて、本当に必要な仕組みづくりのため 私たちが講演会を通して提供できることは何か? より意味のある講演会をお届けするにはどうすれば良いか? 改めて考える機会となりました。 ●関連特集 ・気象予報士特集-地域ゆかりの気象予報士を講演会に- https://www.kouenirai.com/special/meteorologist.htm ・防災特集-防災対策や避難時の対応を学ぶ! https://www.kouenirai.com/special/bousai.htm 清水愛理

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